福島市の秋葉神社は、防火の神様として知られる火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を祀っています。

所在地は福島市栄町11-25で、福島駅東口から徒歩約3分の場所に位置し、大和証券の隣にあります。

この神社は、明治14年(1881年)4月25日に発生した「甚兵衛火事」と呼ばれる大火災を契機に、同年、阿武隈川河畔の信夫橋のたもとに勧請されました。その後、明治24年(1891年)の東北線開通に伴い、石炭車の火の粉から街を守るため、福島駅近くの青柳通り(現在の栄町)にも秋葉神社が勧請され、現在に至っています。

例大祭は毎年2月27日に行われ、秋葉神社奉賛会により午後5時30分から町内の防火防犯・商売繁盛を願うご祈祷が行われます。また、篝火が焚かれ、振る舞い酒が提供されるなどの行事もあります。さらに、地元商店街である福島駅前通り商店街振興組合は、毎年5月5日と11月3日の2回、「楽市楽座」のイベントを開催しており、この際にも例祭が執り行われています。

秋葉神社のお使いは「カラス天狗」とされ、御神紋は「やつで」です。カラス天狗をモチーフにした「ひよけ丸」というキャラクターが、福島秋葉神社のマスコットキャラクターとして親しまれています。

福島秋葉神社は、福島市内の中心部に位置し、地域の防火の守護神として、また地元住民や商店街からの信仰を集める存在として、現在も大切にされています。

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